
3月4日は「バウムクーヘンの日」です。
私は、2月22日が「ニャーニャーニャー」の語呂合わせで猫の日だということは知っていましたが、「バウムクーヘンの日」のことは知りませんでした。
知っていたらバウムクーヘンを食べる口実に出来たのに・・!
でもどうして3月4日が「バウムクーヘンの日」なんでしょう?その由来を調べてみました。
「バウムクーヘンの日」の由来
3月4日の「バウムクーヘンの日」は、日本で初めてバウムクーヘンを販売した「株式会社ユーハイム」が2010年に制定した記念日です。
日本のバウムクーヘンの元祖、株式会社ユーハイムが制定
株式会社ユーハイムは、日本で初めてバウムクーヘンを販売した企業です。
日本のバウムクーヘンの元祖、株式会社ユーハイムの始まりは、ドイツ人カール・ユーハイム氏が日本で創業した菓子店です。
カール・ユーハイム氏は第一次世界大戦の捕虜として日本へ連行され、広島の収容所に入っていました。
捕虜だったカール・ユーハイム氏が1919年3月4日、広島県物産陳列館(後の原爆ドーム)で行われたドイツ捕虜の作品展示即売会で販売したのがバウムクーヘンでした。
この日が、日本で初めてバウムクーヘンが販売された日です。
捕虜から解放された後も日本に留まったカール・ユーハイム氏は、菓子店を開業。
その後の様々な困難を経て、カール・ユーハイム氏が妻エリーゼ氏と共に1963年に日本で設立した菓子メーカーが「株式会社ユーハイム」です。
「バウムクーヘンの日」は、日本で初めてバウムクーヘンが販売された日を記念して、株式会社ユーハイムが制定したものです。
※「ユーハイム」の詳しい歴史は、公式ホームページに記載されています。→【ユーハイム】ユーハイムの歴史
添加物を使わない、本物のバウムクーヘン
ユーハイムのバウムクーヘンは、添加物を使わない本場ドイツの味を受け継いだバウムクーヘンです。私はユーハイムのバウムクーヘンが大好きで、色々と食べ比べています。↓

ユーハイムのバウムクーヘンは、しっとりと固めの食感です。甘すぎず、飽きのこない本当に美味しいバウムクーヘンです。
ユーハイムでは添加物を使用しない「純正自然」を目指した取り組みを行っています。
以前はバウムクーヘンの周りのチョコレートコーティングに添加物が使われていましたが、2020年からはチョコレートコーディングも無添加になり、ユーハイムのバウムクーヘンは完全に「添加物不使用」となりました。
「バウムクーヘンの日」のイベント
「バウムクーヘンの日」には、ユーハイムで限定商品が販売されたり、百貨店で「バウムクーヘン博覧会」が開催されています。
「バウムクーヘン博覧会」開催
3月になると、そごう広島で期間限定の「バウムクーヘン博覧会」が開催されます。
「バウムクーヘン博覧会」は、日本全国47都道府県からご当地バウムクーヘンを一同に集めたイベントです。会場では焼きたてのバウムクーヘンが味わえたり、新作の試食が出来たり、とっても美味しそうなイベントです。
その様子はオンラインでも体験することが出来ます。→バウムクーヘン博覧会
気になる方は、ぜひ覗いてみて下さいね。
バウムクーヘンは引き出物に人気!
本場ドイツでは、バウムクーヘンはとても手間の掛かる高級なお菓子です。ドイツでは、厳しい基準をクリアしないと「バウムクーヘン」を名乗ることが出来ません。
そのため、日本のように気軽なおやつとしては食べられていないようです。

そんなドイツ伝統菓子のバウムクーヘンですが、日本では縁起の良いお菓子として知られ、結婚式の引き菓子に人気です。
美味しいバウムクーヘンを楽しもう
引き菓子の定番となったバウムクーヘン。日本では、伝統的なバウムクーヘンからふわふわ食感のバウムクーヘンまで、色々な味を楽しむことが出来ます。
私もバウムクーヘンは大好きで、色々なバウムクーヘンを食べ比べています。↓

まだまだ美味しいバウムクーヘンを探してみようと思っています。来年の3月4日「バウムクーヘンの日」には、美味しいバウムクーヘンを食べて楽しむつもりです!